どうも青Pです。
だいぶ時間がかかってしまいましたが、先日開催された〝TrySail Live Tour2023 SuperBloom〟横浜公演・追加公演の幕張公演にてにてフラスタを贈らせていただいた企画者サイドの備忘録を書こうかなと思います。
今回イラストを担当されたカリンさんサイドのお話はこちらになります。
イラスト関連の話はあまり描かない予定なので、絵の制作過程はカリンさんサイドを読んでいただければと思います。少し読みにくいかと思いますが、横浜公演と幕張公演に分けてブログを書いていこうと思います。
〇横浜公演
1.企画立案
まず、企画立案段階として今回のTrySailのツアー開催が決まり、ライブの注意事項でフラワースタンドを贈ることの有無が明記されておらず、運営会社に問い合わせたところフラワースタンドを贈れることが判明しフラワースタンドを作成する流れになりました。
当初はアニメロサマーライブへの出演が決まっていたため、そちらにフラワースタンドを贈ることを検討していたのですが、今回所用にて僕自身がアニサマに参加できなくなってしまい、横浜公演にてフラスタを贈る流れとなりました。
TrySail公演では過去にTrySail Live Tour 2019 The TrySail Odysseyにてフラスタを贈らせていただきました。この時はカリンさんがイラストを担当された麻倉さん宛へのフラスタ2基と、はるこまさんと小羽さんがイラストを担当されたTrySail宛のフラスタ1基を贈らせていただきました。もう4年前とか恐ろしい
改めて振り返るとどれも素敵なお花だなーと思います。
この時は「エリ花工房様」と「ルッホ様」に依頼させていただきました。
当時は『whiz』や『azure』などTrySailの楽曲をモチーフにしながら好きな麻倉さんの世界観を表現していたので、今回もそのようにTrySailの楽曲で制作するか悩んだのですが、麻倉さんのライブである『Agapanthus』や『Piacere』でフラスタを贈れなかったこともあって、今回は企画者サイドである僕の想いも強かったので、Piacereをモチーフにしたフラスタを作成する流れとなりました。
当初はTrySailのライブでそのような形でフラスタを贈ってよいのかという気持ちもありましたが、友人や他の企画者とも相談する中で自分の贈りたいものを送ることを優先して作成することにしました。TrySailの会場では昔からTrySail名義もそうですが、ソロ名義のフラスタを多かったので、そういう土壌があるからこそできたことだなと思っています。
今回はTrySailの3人も『Re Bon Voyage』のリベンジとも語っていたので、僕自身も止まっていた針の時間を動かしたいという想いが強かったのかもしれません。
2.制作過程
制作過程でPiacereの中のどの楽曲を選んで作成していくかの流れの中で、今回はイラストサイドのカリンさんとも『eclatante』で贈りたいという意見は一致していて、そこからデザインを練っていくこととなりました。
麻倉さんのライブであるPiacere自体が、【自由に音楽を楽しむ】がコンセプトのようなライブだったこともあり、普段はお花をメインにしてフラスタを作成するのですが、バルーンや電飾など普段使わないものにも挑戦して、『eclatante』と『Piacere』を表現しようということになり制作を進めていきました。
Agapanthusのフラスタ構想の段階で、アクアバルーンの中にお花をいれたフラスタを作成してみたかったので(結婚式などでよく用いられるものです)
これが素敵で、ずっとしてみたいとお花屋さんのエリ花工房様にもお伝えしていたので、今回その案を採用して作成を始めました。
基本的にTrySailとか麻倉ももなどの固定概念にとらわれずインスタとか色々とアイデアを逆輸入しています。
あと大前提として好きな女性に贈る花というのがあるので、贈る相手でもある麻倉さんという女性が喜んでもらえるようなデザインを意識しながら制作をしていきました。
普段は僕が構図をイメージして作成段階を進めていくのですが、今回はカリンさんサイドの「eclatanteの落ちサビのシャボン玉の景色を使ってみたい」という案を採用し、アクアバルーンに各公演の髪型や楽曲をモチーフにしたSDの麻倉さんを閉じ込めて、それを真ん中の麻倉さんが指揮をするようにして、様々な思い出や音楽を楽しんでいる姿を表現できるような構図にしました。
SDキャラを使用するときは【お花】【メインパネル】【SDキャラ】のどこに焦点や視点を向けて表現するかを悩むのですが、今回はメインの子がとても可愛く上がってきたので、メインのeclatanteの麻倉さんを目立ちやすいような構図にしつつ、SDキャラも彩らせてごちゃごちゃした感じのお花にしたかったので、お花屋さんにも過去最大ボリュームで問題ないですとオーダーをさせていただきました。最終ラフはカリンさんサイドに載っているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。
こちらがお花屋さんへのオーダーとなります。
※右下画像は
麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!” | 麻倉もも | ソニーミュージックオフィシャルサイト
よりBlu-ray商品の画像を引用しお花屋さんへ送付するものとして使用しました
比較的僕自身はお花屋さんに対しては、季節で使用できるお花などもあるので、余白を作りながらも全体のバランスやコンセプトを崩れないように調整を行っています。エリ花工房様を信頼している部分もあるので、あまりお花の指定などは行わないですね。
※今回もイラストサイドのカリンさんから額縁を入れたいやバイオリン置きたいと様々な要望があったのですが、ごちゃごちゃしすぎるので却下ということでかなり削除させていただきました。
髪型も差分をだしてもらって今回はハーフツインの子が直感的に最も可愛かったのと、個人的ライブでのeclatanteは大人というより幼さや無邪気さのイメージもあったので、わりと即決でハーフツインを採用しました。
表情差分は1番左が採用されたのですが、右から2番目とかなり悩んだ中での採用でした。こういうSDが目立つ構図は目を閉じるのを採用しがちなのですが、カリンさんのイラストの目はとても可愛いので今回はメインの子が一番可愛いと感じた左を採用した感じとなります。
3.フラスタの完成
エリ花工房様より事前にはバルーンの中にSDキャラを入れるのは難しいかもしれないと連絡があったのですが、今回中に入っていたのでそれが最も驚きでした。何より久しぶりにお花をTrySailのライブ会場で見れたことが嬉しかったです。本当にいつも無茶ぶりに応えていただきありがとうございます。
TrySailツアー「Super Bloom」横浜公演にて麻倉ももさん宛にフラワースタンドを贈らせていただきました
— 青P (@hinamomosail) 2023年8月12日
1stツアー「Piacere」への感謝を込めて
eclatanteをベースにアクアバルーン・SD・電飾も使ってライブで自由に音楽を楽しむ麻倉さんを様々な形で表現したフラスタです… pic.twitter.com/QmbWv2kFra
実際にアクアバルーンにお花とパネルが入っていて、めちゃくちゃ可愛くてこのまま持って帰りたかったぐらい、、、
音楽を自由に楽しんで、ほんとに様々な色をみせてくれたライブだったと思っているのでいろんな可愛いや楽しいがたくさん詰まったお花になったと思います。僕がこのライブに込めた想いというより、みなさんの楽しかった思い出がよみがえってくれたら嬉しいです。
ずっとやりたかったアイデアだったので実際にみた時にこうなるんだーという驚きと、自分の想像以上の可愛さでお花屋さんが作ってくださったので企画者の僕自身が1番のサプライズプレゼントを受け取った感覚でした。
後日フラスタを贈った友人に「あの花にすごいくらって影響を受けて、幕張頑張ろうって思った」という言葉をもらえたのは何より嬉しかったですね。
あんまりコンセプト固めすぎないので、ライブ会場で見た人たちがライブやお花を見て感じた想いがそのまま幸せな気持ちになれば幸いです。
〇幕張公演
1.企画立案
横浜公演にてフラスタを贈らせていただいた後、当初から『flower』でフラスタを贈りたいと思っていました。
TrySailの『Super Bloom』のリリースイベントで『flower』が歌われたのですが、そこでの麻倉さんの歌唱が本当に素敵で、改めてこの曲がすきだなぁとなっていたのと、お花をタイトルにした曲は必ずフラスタにしたいと思っていたので、今回は制作を行っていくことにしました。
最初埼玉公演の時に3人で贈りたいという話をしていたのですが、カリンさんとのお話などや『flower』の麻倉さんで贈りたいという気持ちが強かったので、今回は麻倉さんソロで『flower』のフラスタを贈るという流れになりました。
この楽曲の歌詞の中の「あなた」は僕の解釈では、TrySail3色それぞれへの思いだったり、ファンへの思いだったり、それぞれの思い描いた人との1対1の歌だと思っているので、今回は僕にとって今のTrySailの麻倉さんを描いたらどうなるのかに注目して制作を進めていくことにしました。
2.制作過程
当初の立案過程から、麻倉さんの表情は頭の中に思い浮かんでいてコンセプトもある程度明確な状態で今回制作を進めていきました。
コンセプトとしては
舞い上がるこころはもう花びらみたいです 照れくさいけどずっとずっと大好きだよ
照れくさいけど大好きだから
笑顔の花も涙の花もお揃いで育てたいな あなかがくれた眩しいこの世界で あなたのそばで
TrySail 『flower』より引用
この歌詞部分を引用しつつ、最初は「照れくさいけど大好きだから」という部分の歌唱部分がとても好きだったので、そこから少女漫画の物語を連想して告白された瞬間や恋に落ちた瞬間によくある
『風とともに花びらが舞って、表情が緩み少し頬を赤らめたヒロイン』
像を想像していきながら表情の具体例をカリンさんに提出しました。
お花の色合いはTrySailの麻倉さんということと、今回のコンセプトにも合っていたので、白とピンクをチョイスし僕が過去に贈った幕張公演のフラスタで大好きだったピンクのバラを使用してもらいお祝い色も強いフラスタを制作することとしました。
ここまでは良かったのですが、肝であるフラスタ構図が一向に思い浮かばず、やべぇーとなっていました。
というのも今回麻倉さんの表情でイラストコンセプトは決めれていたのですが、お花のコンセプトにはなる構図がなくて、お花のコンセプトというか実際にお花屋さんに提出したオーダーなんですが
『咲く花、散って落ちていく花、ブーケの中に詰まったお花、地面から舞う花など
お花にはそのシーンや環境などで様々な表情があり、それが様々な場面でも用いられます。そんなお花の魅力と麻倉さんのライブなどで見える様々な笑顔や歌唱や表情、何よりその場のお客さんとの関係値で生まれる様々な表情。そんな様々なお花の想いが溢れ出て色づいていく様子を表現したお花』
だったのですが、抽象的過ぎて様々な感情があるのを2色の色合いで表現していく、何よりお客さんと麻倉さんと曲の3つがそろうことで完成するTrySailのライブの景色を2色の花で完成させるにはどうすればいいかというところで悩みました。
結果的に2020年のAgapanthusにて使用する予定だったチュールスカートの中にお花を詰めて、2種類の感情を表現するフラスタからアイデアを引用して、このライブであふれた想いがチュールスカートから溢れて白の花がピンクに染まっていく様子を表現したデザインを採用しました。
このデザインずっと使用したかったのですが『Agapanthus』があまりにも特別な曲だったので、自分としてはAgapanthusのデザインはAgapanthusに使いたいと思っていたのので葛藤もあったのですが、ここで前に進むことで新しい案も生まれてくるかなぁと思って前に進むことにして今回のデザインを採用しました。
エリ花工房様へも前回のAgapanthusの際に提案していた案だったので、快く快諾いただきました。
ネームプレートを花びらにしたのは、毎回そうなのですがメインパネル・ネームプレート・宛名パネルがすべて別々になりすぎないようにして1つの世界観を作ることをモットーにしているので、今回は花びらをネームプレートにして溶け込ませるようにしました。あと、参加者の方に対しても楽しんでいただけるかなぁと考えてこの仕様にしました。
あと歌詞の「舞い上がるこころはもう花びらみたいです」にかけて、参加者みなさんの想いが舞い上がるような千秋楽になればいいなという想いも込めてネームプレートにしました。
宛名パネルを猛烈に悩んだんですが、ふと深夜に浮かんだ
『心のリボンがほどけかけてゆるんだ時に、大好きという想いが溢れ出す』
という謎ポエムを結局広げていって、このデザインになりました。
カリンさんのデザインがすごすぎて、思わず天才だこれってなってました。よくこのポエムからこうなったなーと思います。リボンを解くのって、実は『嫌いになれない。』の歌詞にも引用できていて(これは後から気づいたんですが、
I LOVE そんな言葉が欲しいの 隠した本音はもう見えない リボンで可愛く閉じ込めた
I LOVE そっと続きを聞かせて 隠れた本音を見つけてよ リボンは優しく解いてね
ー麻倉もも『嫌いになれない。』歌詞より
たぶんこの歌詞に引っ張られたのかもしれないと今更ですけど、リボンを結ぶというのは「贈り物を届ける」「約束をする」「人と人とを結ぶ」という意味もありますが、想いを閉じ込めたりして大切にしまっておくという意味もあるかなと思います。
このツアーで感じた想いを可愛く閉じ込めたり、逆に声出し解禁になったことで本音というか溢れ出した思いや本音も出ちゃうというか、僕はフラスタを出す度に麻倉さんへの好きだなぁって感情はいつも溢れ出しちゃうんのですけど、今回のツアーでの麻倉さんもすごく目を合わせてキラキラと喜んでいたり、ファンの表情を見て微笑んでる姿が多かったのでそういう意味もかけてこういう風になったという後付けですね(笑)
3.フラスタの完成
自分でいうのも何ですが、今回はかなり自信があってめちゃくちゃいいお花を作れたという手ごたえもあったので、実際見た第一感想は「可愛すぎるだろこのお花、、、」だった語彙力失っとるやんやけど、マジで可愛すぎるってなりました。
参加してくださった皆様や、会場で見ている方も眺めてたりしてたんですけどみなさん喜んでくださったり、可愛いって言ってくださったりして本当に嬉しかったです。
お花はピンクのバラやカスミソウが多かったですね、ピンクのお花本当に可愛いですし、今回のカリンさんの絵とも合ってますね。
今回のフラスタは絵だけでも、花だけでも絶対に完成しないフラスタ、絵と花が合わさることでお互いの魅力を引き出して何倍も可愛くなるフラスタを僕の中の裏テーマとして意識して制作していて、今回実際花と合わさることで絵の麻倉さんの表情は感情があふれ出ているような感じになりました。
お花を曲と例えてその時の表情を切り取ったり、ふとした表情を見て感情が咲いたり、様々場面での麻倉さんの表情を見て、それを見た僕たちの感情がお花のように咲くようなデザインにできたのかなぁと思っています。
〇お礼の言葉
参加者の皆様方
この度は久しぶりの企画にはなりましたが横浜公演にて35名・幕張公演にて54名もの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
毎回参加してくださる方から、初めて参加してくださる方、会場に足を運べないに関わらず参加していただいた方まで様々でした。今回は特に久しぶりだったので、初めての方も多くてそんな方の一言一言が嬉しかったです。また、会場でも喜んでいただき本当にありがとうございました。
「素敵なお花をありがとうございます」その一言が本当に嬉しいですし、少しでも参加して良かったと思えるようなお花になっていれば幸いです。
イラスト担当のカリンさん
横浜公演はかなりタイトなスケジュールで絵の数もとんでもなくなってしまい、いつものことながらたくさん負担をかけてしまいました
いつもはメインの子を僕の好きなようにリテイクするのですが、今回僕もかなり迷ってしまって方向性がブレブレだったなぁと振り返ると感じています。その中でも、描きたいことを表現してくださったことに感謝しています。
今回メインの子が上がった時にこれはすげぇいいフラスタになると確信しましたし、毎回そのクオリティや可愛さ、何よりもカリンさんの絵は本当に描いたももちゃんが生きていて、その子だけの物語があるように感じさせられる唯一無二のイラストだと感じています
幕張公演は逆に僕が詰め込みたい想いを久しぶりに真っ直ぐ届けたフラスタになりました。すごく抽象的に伝えていきながらも、汲み取ってもらってほとんどリテイクなしでとてつもなく可愛い絵が上がったのは数を重ねてきている中で本当にすごい絵師さんで、成長していく姿や引き出しに驚くばかりです。僕の考えを汲み取りつつ、自分の好きな部分や伝えたい箇所は残して、何よりお花と合う最高のイラストを上げてくれました。比べるということもないのですが、今回の幕張は今自分が届けたい思いを全部届けられましたし、お花との相乗効果は素晴らしかったなと思います。
2018年、5年前は「麻倉ももを描けてない」なんて言ってしまったわけですが、今は「僕の表現したい麻倉さんを描いてくれるのはカリンちゃんしかいない」ほど本当に最高の絵師さんです。いつも自分のやりたいことと僕のやりたいことを天秤にかけながらも、僕のやりたいこと伝えたい事を絵やお花に込めてくれてありがとう。久しぶりに前に進めた気がします。これからも楽しく、可愛い幸せなお花を届けようね。
これからもよろしくお願いします
エリ花工房様
いつもありがとうございます
多忙なスケジュールの中、かなりの無茶なお願いを全て汲み取っていただいたことには感謝しかありません。今回も全幅の信頼でお花を依頼することができました。
エリ花様の魅力はフラスタとしてのバランスやチュール、パネル配置など細かい部分もそうですが何より企画である僕らの気持ちを、デザインだけでなくお花として体現してくださることにあると思います。また、すべてを汲み取りながらもエリ花様の解釈や遊び心を取り入れてくださるので、毎回企画者の僕自身が最もサプライズを受けています。
様々なお花屋さんが並ぶ中でも、僕自身はフラスタではなくエリ花工房様の花に魅了された1人でもあり、純粋に作品デザインとかだけでなく素敵なお花を贈ること、それがフラワースタンドで最も綺麗で素敵なことだと思っていますし、エリ花工房様のお花はいつもそんな僕ら企画者の想いをお花として表現してくださる本当に素敵なお花屋さんだと思っています。本当に今回もありがとうございました。今後ともよろしくお願いたします。
麻倉ももさんへ
TrySailツアー本当にお疲れ様でした。間にアニサマもはさみつつ、この酷暑のハードスケジュールの中本当に大変だったかと思います。
このツアーを通して、歌う時、歌唱じゃない場面でも、自己の表現の芯をしっかり持ちつつも、お客さんとライブを楽しむこと、みんなの目を見て合わせて笑顔でコミュニケーションをすること、みんなと楽しみながら幸せそうにステージに立つ麻倉さんの姿が印象に残っています。
名古屋公演で『flower』で3人の落ちサビのシーンでは、2人の歌唱のシーンで両サイドを微笑ましく見ていた麻倉さんの姿を鮮明に覚えていて、音楽を表現することはもちろんですがそれ以上にファンとライブを楽しむこと、TrySailとして全力を出し切ってはしゃぐこと姿にたくさんの幸せをもらいました。麻倉さんの歌と表情が大好きだなと感じるとともに自分自身がTrySailのライブが大好きなんだなと思えるツアーでした。雨宮さんや夏川さんはじめスタッフの皆様に本当にありがとうございました。
〇最後に
なんかつらつらと書いてしまい読みにくくてすみません。改めて書いていく中で、自分は
フラスタを作って自分の好きな麻倉さんの物語や好きを表現して届けること
お花を贈った後に自分の想いや思考に気づけること
絵師さんやお花屋さん参加者の皆様とフラスタを作ること
が好きなんだなぁと再認識しました
フラスタはデザインで作品への愛、演者への感謝、自分自身の解釈の表現をする場でもあり、好きな人への感謝、幸せ、楽しいという感情をある意味自由に会話せず、届ける場だと思います。その制作方法は千差万別で、僕のようにお花を重視する人も、創作物を使用して楽しんでもらう人、パネルがメインでお花が引き立てるようにデザインをする人。ファン活動の中でも、かなり自由が効きやすい活動なのかなと感じています。
もちろん演者の方から反応をもらって双方向になるものでもあるのですが、僕にとっては自分の感情をそのまま形にして届けられるもので、フラスタを贈るときにたくさんのことを考えるんですけど贈った後に感じることの方を重要視しています。
ファンの方の中での期待というか、こういうものを見たいこんなものを届けたいみたいなものってあってフラスタもそんな想いあるけど
結局ライブで感じたことがそんな思いと重なることもあれば、異なるけどめちゃくちゃ良かったりすることもあると思います。
演者の方やスタッフさんもそうで様々な不安とか準備を重ねてそのライブに臨んで、MCでこんなことを感じましたって話したりされますし、だから僕もある程度フラスタに自由度と余白を残して、贈った後に感じた思いとかライブと違うものがあってもそれを大切にするようにしています。
お花屋さんと絵師さん、参加者の方とフラスタを作ることは僕にとってはある意味ライブに向かう演者さんと同じように様々な人と準備をする期間なのかもしれません。
そして、ライブを経て再度フラスタを見て感じた思いを麻倉さんやスタッフさんへ感謝として届ける。それが僕がフラスタを続ける理由です。
自分じゃない人のいろんな人の思いが形になったものだからライブって素敵だと思うので、フラスタもそんなライブへの感謝が込められたらいいなって思っています。
今回のフラスタの副産物は下からのアングルなんですけど(決してやましい意味ではない)のですが、麻倉さんがブーケを渡してるみたいな形になったんです
TrySailの3人が幕張公演のMCで「みんなもお疲れ様」ってすごく優しい笑顔で話していたのがめちゃくちゃ印象に残ってるんです。ライブ後にこのお花を見て、その時の麻倉さんの姿が重なって、「お疲れ様ありがとう」のお花を贈ってもらえた気がしたんです。僕だけじゃないたくさんのファンが全力で楽しんで、声を届けたライブで3人が「みんなもお疲れ様」って返してくれたこと、そんな言葉が僕は本当に嬉しかったし、そんな想いをより大切にしたくなるようなお花になったなって本当に贈って良かったなぁと思いました。
僕が勝手に思っただけだけど、フラスタを贈った結果、僕がフラスタに込めたものとは別でそれ以上に嬉しい気持ちに出会うことができたんですよね。これが好きを形にすることの最大の魅力だなぁと僕は思っています。結局その人への好きは人と比べることではないと思いますし、見返りを求めるものでもなくて、自分自身がどれだけ幸せを感じることができるかだと僕はこの活動をしてきて強く感じています。
すげぇ企画者のポエムにはなるんですけど、僕はこの瞬間が一番好きで、みなさんがのフラスタを見て、いやフラスタに出会うことがなくても、ライブを通して見つけた自分だけの素敵な思い出や景色が目に浮かんでくれたらとても嬉しいです。
これがベストライブとか数を埋めてるとか、年数が長いとか数とか評価できる指標もあるけど、オンリーワンな思い出や景色をそれぞれにとって大事にできることがすごく大切だなって思います。フラスタという形に残ることすることでよりそんなものに僕は気づくことができました。またその話は別で語ることにしましょう。
もちろんオンリーワンの形では人それぞれだと思います。僕自身は僕の経験談しか語れないですけど、フラスタを贈ったあとに自分の中に実はたくさんあるオンリーワンの気持ちや景色に出会ってくれたら嬉しいなぁと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
青P