青Pのひとり語り

麻倉ももを中心に自分の好きを語っています。

20220506 GW前半戦 斉藤朱夏 朱演「かんちがいの冒険者」が素晴らしかった

 

どうも青Pです。

 

GWももう終わりですねー大型連休でも何でもないマンですが、4/29の夜勤明けから5/2まで休みだったので、東京で羽伸ばしてきました。ちょっと長くなりそうなので目次も

 

 

〇日常トーク(斉藤さんのライブ感想だけ見たい人は飛ばしてください)

 

4/29は中野雪だるまでジンギスカン食いました。そこから中野で飲みのみ、珍しいメンバーと環境もやや似てる人が多かったので、普段できない話とかできたのはよかったなーこういう友人いてくれるのありがたいっすって感じです。めちゃ楽しかった

f:id:hinamomosail:20230506104840j:image

 

4/30は斉藤朱夏さんのライブで川崎まで、地味に初上陸だったんすよね個人的にはわりと好きな街でした。クラブチッタもライブハウスらしい箱で良かったね、ライブの感想は後半で。

その後はライブ言った面々と飲んでました、マジ愉快なメンバーで超盛り上がって楽しかったね

f:id:hinamomosail:20230506104859j:image

 

 

5/1は川越の方に遊びにいってました、こちらも初めてでずっとおすすめされてたのでようやくって感じです。ずっと行きたいってなってた武蔵野うどん食べてきました。肉汁うどん、肉汁とだしのマッチングがマジで最of高でしたねまた食いたくなりました。

f:id:hinamomosail:20230506104921j:image

藤店うどん 川越店 (ふじだなうどん) - 川越/うどん | 食べログ

Twitterの貼り付け機能なくなったの不便だな

 

そこからいろいろと食べ歩きして、神社巡って帰りました。リフレッシュできてよかったねー恋みくじも引きました。紫陽花、梅雨の時期ということで麻倉さんの誕生日ですね。勢いだけでない生活を送らねば

f:id:hinamomosail:20230506104935j:image  f:id:hinamomosail:20230506104944j:image

f:id:hinamomosail:20230506105000j:imagef:id:hinamomosail:20230506105115j:image

 

5/2は秋葉原で昼から飲んだくれ、またTrySailのツアーが楽しみになる飲みでした、次はツアーでたくさん飲みたいね。コロナも落ち着いてきてようやくゆっくり飲めるようになったのと、以前はライブに行く目的だった東京もたくさんの友人ができたおかげで、飲みに行く楽しみの方が増すぐらいに好きな街になりました。住むってなるとまたありがたみがなくなったりするのですが、やっぱり定期的に飲みたくなりますね。

f:id:hinamomosail:20230506105122j:image

 

ほんとに会ってくれた友人のみなさんはありがとうございました。

 

GW後半はやることがたまってるので、家でたくさん頑張ることにします。あと2日

 

 

斉藤朱夏さんのライブ「かんちがいの冒険者」が素晴らしかった

斉藤朱夏さんのライブの話をしていきたいと思います。今回は来てほしいってことで友達6人も誘っていきました。マジでみんな最高のライブだって言ってくれて嬉しくなっちゃったね

斉藤朱夏『かんちがいの冒険者』ライブプレイリスト - playlist by SACRA MUSIC | Spotify

 

斉藤朱夏さんのライブのライブはこれで6公演目の参加になります。結構数参加させてもらってるんですけど、普段結構斉藤朱夏さんはパーソナルな部分を歌に込めて届けることが多いんですが、パーソナルな部分が詰まった歌をあえてあまり歌わない構成だったと感じました。

 

 自分の人生の目標として、「自由にわがままに人生を歩きたい」というのがあるんです。

──それは前々から?

目標としてはずっとありました。ただ、前はなかなかそういう生き方ができていなかったんです。いろんなプレッシャーがあったし、みんなの中の“斉藤朱夏”というイメージを壊してはいけないだろうなとも思っていたし。でも、1stアルバム「パッチワーク」(2021年8月発売)を作るときに「こんなんじゃダメだ!」と感じて。私の中で限界がきちゃったんだと思います。それで「もういいか! 全部出すぞ!」みたいな(笑)。

──解放されたんですね。

はい。今はとにかく自分のことを知ってほしいし、こんな私でも愛してくれる人がいたらいいなと思いながら人生を歩んでいます。「こんな自分は嫌だな」と思う瞬間もあるけど、それも愛してほしい…‥わがままですよね(笑)。斉藤朱夏「僕らはジーニアス」インタビュー|私がみんなを守りたい!強い覚悟を胸に次なるステージへ - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 

以前のライブは自分の想いや弱さを抱えながら、それを斉藤朱夏として伝えていく、超えていく、前へ進んでいくっていう自分の生き方みたいなものを音楽にぶつけるみたいな感じのアーティストだなぁって感じていたんです。

 

──弱い自分を隠してきたこれまで、そしてそんな自分を受け入れて“君”と一緒に歩いていくこれからが1曲を通して書かれています。この曲を書いたことで、少し気持ち的にラクになれたところはありますか?

ああ、ラクになれました。たぶん自分の“笑顔”のパブリックイメージを少し壊したかったんだろうな。やっぱり笑顔のイメージが強すぎて、それはすごくありがたいことなんですけど、そんな自分ばっかりではないんだよなと思ってしまうところがあって。ちょっとした反抗期なのかも(笑)。本当はここまで自分をさらけ出さなくてもいいのかもしれないけど、それでもさらけ出したかったのは、1人のアーティストとしてもう1つ階段を上がりたかったから。アーティスト活動をしている中で、“歌う理由”というのが自分の中でずっと引っかかっていて。「なんで歌うんだろう? これからどういう歌を歌っていくんだろう?」と考えていたんですけど、最近は自分の人生を歌うアーティストもいいなと思ってるんです。

斉藤朱夏 1stフルアルバム「パッチワーク」インタビュー|走り続けて“君”と出会った、私の道のりについて - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 

ライブ中のパワフルなパフォーマンスとか、明るさとかそういうものが魅力的なんだけど、必ずその反対側にある「弱さ」とか「怖さ」を見せてからそれに立ち向かっていく感じの人という印象です。それを引き出すのはハヤシケイさんの素敵な作詞と斉藤さんの歌唱にあるんですけど、そんな誰しもが思う「弱さ」をさらけ出しながら、それでも走っていくことをやめない音楽が斉藤朱夏さんという人間性とリンクしています。

 

──この道をまっすぐ行け、という。

そう。我が道を走ればいいんだって。本当はずっと走りたかったんですよ、自分の道を。ただ、もしかしてこのまま走り続けたら誰かがいなくなってしまうかもしれないとか、いろんな怖さがあったんです。でも「走っていい」と言われたし、「パッチワーク」というアルバムで全部さらけ出して、このまま突っ走っていこうと腹をくくれたといいますか。まあ、正直これからも何回もつまずいて転んで泣くのは、私の性格上、一生変わらないと思うんですけど(笑)。

斉藤朱夏 1stフルアルバム「パッチワーク」インタビュー|走り続けて“君”と出会った、私の道のりについて - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 

話を戻して自分をさらけ出すことで歌詞や音楽に正当性というか、正解を見つけていって届けていく感じがあった。でも今回のライブでは自分をさらけださずに音楽や言葉を素直にぶつけていく感じがあって、最高にライブしてるなぁと感じました。実際僕の友人たちも楽しいってめちゃくちゃ言ってくれたのはそこに斉藤さんが届けたい音楽、伝えたいことが届いた証拠だと思います。

歌詞や言葉は聞かせるとか伝えるとは違って、「聞こえてくる」「伝わってくる」が音楽の良さだと思うんですよね、そこに音があって、バンドメンバーがいて参加してくれるたくさんのファンがいてそこに音があるから楽しめるし、歌詞が正解になっていくんだと僕は思ってます。

 

実際僕も初めていった2021年の斉藤朱夏さんのライブ『セカイノハテ』

「みんなひさしぶり!」斉藤朱夏が1年半ぶりワンマンライブ、大好きなみんなへの思いあふれた再会の日(ライブレポート / 写真10枚) - 音楽ナタリー

このライブで歌われた『あと1メートル』でめちゃくちゃ感極まって涙しました。この曲の歌詞は「一人が寂しいのは一人じゃない証拠だよ」「全部全部君がそばにいるせいだ」などその感情が生まれるのは、大切な人だからだよと肯定的に歌った温かい歌詞を斉藤さんの歌に乗せて届けてもらって、自分の中にあったもやもやがすっきりした気持ちになりました。斉藤さんの音楽はたぶん色んな人にいろんな形で届いているのかなって思います。

自分が『こうだな』と思ってることが、ちょっとニュアンスが違う感じで伝わっていたり。でも、ここにいる君は私にとって大切な仲間だからこそ、私の言葉をまっすぐに受け取ってくれて。それをまだライブに来ていない人、これから朱夏のライブに遊びに行くという人に伝えてくれている姿を見ると、とっても優しい空間だなと思います」と朗らかに述べ、「こんなにも言葉を大切にしている自分だけど、言葉って難しいなと思います。もっと簡単に伝わればいいのに……でも、私の言葉をもっと君に伝えたい。言葉って難しいけど、それをしっかりと受け止めてくれている君がいてくれて、私は救われています。本当にありがとうございます」ー斉藤朱夏のライブハウスツアー終幕、“第二幕”に向けて交わした約束 - 音楽ナタリー

 

斉藤さんにとって届けたいファンの人がいるからこういう言葉がでると思うんですけど、僕自身は音楽だけでめちゃくちゃ受け取れている感覚があって、斉藤さんの思い描いて大切にしている言葉を届けること、自分の言葉を貫くことっていう画家高い目標にたぶん歌唱とかバンドメンバーとのバランスとか、パフォーマンスレベルがどんどん追いついていっている感じがあるから、今回自分を語る曲がなくても届いたんだと思います。いやはやすごいアーティストのライブにいけて良かった、これからも遊びに行きたいですね

 

 

〇音楽→人を好きになっても、人→音楽を好きになることの話

こっからは余談です。ちょっと好き嫌い分かれるかもの価値観の話

僕はライブが大好きな人間です。月に1回はライブいかないとわりと落ち着かないマンだし、音楽とライブは一生の趣味だと思ってます。今回の斉藤朱夏さんってめちゃくちゃすごい人だなってインタビュー見て感じたんですけど、僕は斉藤さんのラジオを聞くとか、ラブライブサンシャインの現場に行くとかはありません。

斉藤朱夏の音楽が好きでそこから見えてくるメッセージ性とか人間性が好きというタイプの人間です(これは斉藤さんに限らず全般的に)そこから人を好きになって、その人をめちゃくちゃ知ったり、別の音楽もおっかけるとかをしないって感じですね、極端に話してるだけでソロ活動を通して斉藤朱夏という人のことをたくさん知って好きにある要素は増えました。

でもだからといって歌ってる人のすべての音楽まで好きなりにいくことはしないという感じです。インタビューも読むんですけど、基本は楽曲に関連した要素だったり、ライブを通して感じたその人の感情だったりを除きに行く感覚です。音楽やライブが必ず主語になる。

 

でも僕にはそれがあっていて、楽しいと思うんです。

これは極端な意見ですけど、知りすぎちゃうとその人の解釈を音楽にはめ込もうとして最初の感性が消えちゃったり、その人の答えと違ったときに自分が間違ったような感覚になる可能性もあると僕は思うんです。自分がその人のいわゆるファン層だったり、輪から外れたような感覚になる人も僕はいると思います。その人を知った上で楽しめないと疎外感を感じるみたいな雰囲気です。音楽が主語じゃなくて、その人が主語になる楽しみ方ですね。これはもちろん僕はすごく良いことだと思っていて、それで知れたことや出会えたことが特別になっていく感覚も僕自身は知っています。

でも、僕自身はどうしてもその輪に入る感覚があまりないタイプで、それぞれの感性とペースで音楽を好きでいいじゃんって思うタイプです。好きな人の好きな音楽であってもその時感じた感情であってもその人を主語に置いた捉え方はしたくないなって気持ちがある。

でもあくまでそれはその人のルーツの中で生まれたものだから自分の人生にいれすぎちゃいけないよなって思うんです。僕自身も麻倉さんの時にはその手法をとったりはするんですけど、あまり入り込みすぎると自分の楽しみ方を見失ったこともあったんです。もちろんその人を好きになったことによる幸福感や感じた感情もたくさんあったのは事実です。ただ、「音楽を楽しむ」を軸に置いたときに僕はやっぱりライブや音楽から感じたその人を知ることが楽しいなって最近は感じています。

それは100%正解のコミュニケーションが存在しないからだと思ってます。

 

 

斉藤さんのライブでの言葉みたいに「言葉をもっと届けたい、伝えたい」と思っても届かないのも似ていて、その人を知りたい、言葉の意味を理解したいと解像度をあげていってもきっとそこにある余白は埋まらなくて、埋まったときはいいけど埋まらないと空虚な気持ちになってしまう。その人はこちらから見ると1人だけど、その人にとっての1人って聞いてくれるたくさんの人たちだから生まれることだと思います。

僕は余白はあっていいと思っていて、その人の言葉が自分の感じたことの解像度をあげてくれて余白が埋まった感覚になる。それが僕にとって心地よいんです。

だからこそ知りすぎようとしない、その人が音楽で届けたい想いを音楽だけで受け取って楽しみたいというのは僕の価値観です。だからその人を好きな人とは別の形で受け止められるしその人を肯定するというより、音楽を肯定できるのがいいなって思います。

 

 

すこし話はそれますが、斉藤朱夏さんのライブの良さって会場にいる人を肯定してくれることだと思ってます。弱さによりそうことはあっても、最終的には私も弱いけど前に進めてる、君たちも一緒に前に進もうねってその人の生き方を肯定してくれる。自分をさらけ出してこうだとはっきりと断言しても否定することも卑屈になることもない、自分自身の人生と言葉を肯定したいから音を鳴らしてるのはかっこいいなと思うし好きだなぁって思います。

 

──なるほど。個人的にはDメロの「特別な力は無くても 鳴らしたい音がある」というところが、朱夏さんの音楽に対する姿勢を感じて心に刺さりました。

天才じゃないし才能もないけど、どうしても鳴らしたい音があって、表現したいことがあるから、それをただただみんなに届けたいんです。私には魔法は使えないけど、自分の人生をひたすらがんばってきたし、だからこそ鳴らせる音がたくさんあると信じています。

斉藤朱夏 1stフルアルバム「パッチワーク」インタビュー|走り続けて“君”と出会った、私の道のりについて - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 

これがたぶん僕の「音楽→人」とリンクしていて、僕も麻倉さんへのファン活動とかを自分自身のためにやってきたし、僕しか表現できないことはあると思ってます。でも一時期届く人のことや周りのファンの人を気にしすぎて、迷った時期があったんです。その人やそれを好きな人たちの感情を意識すぎるあまりに自分を否定してしまいそうになったりしました。もちろん言動自体は間違ってたこともたくさんあります。それでも自分の中に湧き上がってきた言葉とか思いとか信念とか、伝えたいものってやっぱ大事にしなきゃなって思えるようになりました。そして何より逃げちゃいけないんだなって思えるようにもなりました。

だからこそ2021年にライブで聞いた斉藤さんの音楽が僕にとってすごいエネルギーになったんです。自分がこんなにも苦しんだり、もやもやしたりするのもその人のことを大切にしているからだって。そして言葉で届けることはやっぱり大切なんだって思いました。思うだけじゃなくて伝えることが大切だって。これが僕が音楽を好きでやめられない理由なんだと思います。

 

僕にとってライブは音と言葉と人との出会いの場所であって、知ってるはずだけど知らない自分自身の感情との出会いの場所

そして「音楽→人」での「人=その人」ではなくて

「人=自分自身」という楽しみ方が僕の音楽だと思います

 

斉藤朱夏さんのライブやユニゾンのライブはそんな音楽が好きな自分を肯定できる場所なんだなって思います。麻倉ももさんのことも大好きですけど、それ以上に麻倉さんにもこの気持ちを還元して、僕が感じた麻倉さんの音楽とそこから見えてくれる感情や形成されてきた自分の人生をこれからも大切にして自分の言葉として届けたいなって思いました。

やっぱブログ書くって人生だなって思ったし自分を整理できていいですね。楽しい

 

青P