青Pのひとり語り

麻倉ももを中心に自分の好きを語っています。

麻倉ももアーティストデビュー5周年これまで ~aiko『あたしたち』を聞いて~

 

どうも青Pです。

 

2021年11月2日麻倉ももさんがアーティストデビュー5周年を迎えられました。

 

本当におめでとうございます。2016年のアニメロサマーライブでソロデビューが発表されて、崩れ落ちて、横のオタクによかったねって言われたのが、はるか昔の話。今になってみると、当時の僕がこんなブログを書いていることも、ファン活動を続けていることもちょっと驚きなんだけど、当時から周りのオタクに「麻倉もも30歳を見るまでオタクを続けるぞ俺は!!」と言っていてたことは有言実行できているらしい。よかったな俺と心から言いたいし、麻倉ももと出会ってからの僕はびっくりするぐらい幸せだ。

 

自分の5年でも振り返るかっと思ってたけど、それは去年麻倉ももさんの26歳の誕生日ブログで語っちゃっていてこりゃまいった状態です。よかったら読んでね。

hinamomosail.hatenablog.jp

 

というわけですが、ここから1年で僕自身わりと心境が劇的に変化したので、そのことと、今までのオタクブログで書かなかったことを書いていこうかと思います。正直に自分の目で見たことを書いていきます。

 

これは本当にオタクの妄言、ひとり語りであり、1人の女性をただただ5年以上好きだった人で、こんな人もいるんやなぐらいの気持ちで読んでください。

 

 

 

1.好きになること、嫌いになること。

今の自分の心境にある音楽は、とても有意義な出会いだと思う僕が、最近自分の心境にぴったりな曲に出会ったので紹介したい。

open.spotify.com

aikoさんの両A面41thシングル『食べた愛/あたしたち』の1曲

ドラマ『古見さんはコミュ障です』の主題歌だ。

aiko official website

上記にインタビューが乗っている中から抜粋すると

 

「男性とか女性とか関係なく、相手に対して大切だと思っている気持ちを素直に書いたのを覚えていますね。つかず離れずの時期があったりすると、勘違いをして嫌われたのかもって思い込んでしまうことってあるじゃないですか。そんなときの感覚がこの歌詞には入っていると思う。

 

好きになって嫌いになって 繰り返し見えてくる 答え合わせを何度もして

あたしの傍でまた優しく話して 苦手なことに向かっていく あたしたちは進みます

aiko『あたしたち』

 

この曲の好きになって、嫌いになってって歌詞が好きで、『あたしたち』にかかっていると思っていて、この好きと嫌いは相手への好きと嫌いとともに、自分への好きと嫌いにもなるのかなって思ってます。それはすごく共感できて。

 

あの人のために何かをしたいけど、本当にこれでいいんだろうかとか

これは迷惑になってないのかなとか、嫌われてしまわないだろか

自分の好きは、相手にとっての好きになっているのかなとか

 

僕自身も恋をしたりするとこういう気持ちになりますけど、これは友人関係にもあてはまることだと思う。これを当てはめるのはいささか無理があるかもしれないけど、僕はこの曲の雰囲気がすごく自分と麻倉ももさんとの関係値にも当てはまるなぁって思ったわけで。

 

おぉおぉオタクの妄言か?、まぁそうですね妄言です。

でもなんだろうな、5年もオタクをしてきて、同じ人を好きでいて、自分を嫌いになることも、推しと答え合わせをすることも何度も、何度も僕は繰り返してきていて。

 

僕が麻倉ももちゃんのことを好きだなぁとほんとの意味で意識したのは4thシングルの『パンプキン・ミート・パイ』だった。麻倉ももが歌う恋の歌を好きになって、そんな人が少女漫画のような恋の歌を歌ったのは今でも忘れない。もちろんデビューシングルの『明日は君と。』も恋の歌でもあるが、僕にとってはこの曲が大きかった。

 

これまで以上にももちゃんのことを考えて、文字に起こして、手紙を書いて、イベントに行き始めた。手紙を書き始めたのもこのあたりだ。

 

特に自分というものもなく、ただただ楽しくイベントに参加していら僕が明確に何かしたいと思いだしたのがこの時期だった。それが2018年だ。この頃からたぶん、自分自身みたいなものを意識し始めたんだと思う。

 

1stライブ『Peachy!』の開催が決まり、尖りまくってたけど、自分は楽しくてブログを書いていた。当時の友人たちにもそんな感じで話していたけど、今思うとすごく孤独なやつだなぁって思う。僕はそれが幸せだーとか楽しいねと書いた手紙とかブログで答え合わせをしている気分になっていたというか、実際それで答え合わせをやっていた。

自分の言葉がちゃんと届いているかなぁって、別にそれは誰にも邪魔されない推しとの1対1のキャッチボールだし、自分がそれをやることで批判されたり、傷ついたりしても、それが正解だって思ってやってた。そんな向こうから見えるわけでもなく、でも一方的に届いてるような感覚の距離感が心地よかった。

正直フラスタがあそこまで反響をもらえるものになるとも思わず、自分のやっていることと、主観的な楽しいこと、それに対しての周りの評価に戸惑っていた自分もいたこともあった。

 

その年の年末僕はオタクと飲んだ、今も仲良くて大好きなオタクだ。

外向きの発信をしたくて、相談して、そこで言われたのは「青Pという名前を捨てろ」だった。心の奥底にしこりとして残っていたものにぐさっと刺さったと同時に目が覚めた気持ちになった。

 

自分自身がやってきたことは、他者に評価され、青Pという人物像を具現化される。理解される人には好かれても、その一端だけで好かれるほど器用な人間でもなかった。それまで表にでて何かをするなんて、できなかった僕はこれまでの自分を嫌いになった。でも同時にこの場で言ってくれたオタクに感謝し、自分と推しと友人と向き合う道を決めた。そのエネルギーになったのが1stライブ『Peachy!』だった。

 

直前のお手紙で書いた

「ももちゃんの好きなことを恋の歌を歌い続けてほしい、きっと素敵な光景になるから、それを何があっても笑顔で見守るから笑顔で届けてほしい」

そんな言葉を受けて、ももちゃんが言ってくれた「見守ってくれてありがとう」

そして、水色の衣装を着ながら、この色が好きなんですと言ってくれた中贈れた花。何より自分の好きな歌、やりたいことがつかめたようなファンとの魔法の空間。そのすべてが僕の答え合わせになった。好きだって始めた手紙も、フラスタも、ブログも、相手の言葉が返ってこない距離感で、その中で返ってきた言葉たち。もちろん、僕の思い違いで、妄想だとしてもそんな言葉に救われた。

 

本当に救われたんだなぁって思う。そんなライブだったのかもしれない。

 

 

そこから2019年、1stライブを終え『スマッシュ・ドロップ』の発売。特別な日になったリリイベからまたしても僕は悩んだ。色んなことを得て、距離感というものがつかめなくなっていて、そのことで悩んだ。僕自身の問題でしかない。

 

でも、そんなリリイベから僕とももちゃんとのライブやイベントでの距離感は少し縮まっている感じがあって、3rdツアーの福岡でボロボロに泣いてたら笑顔で見てくれて、たくさん返してくれて本当に嬉しかったし、ずるかったなーって。アニサマのインタビューで、僕も使っていた「バランサー」って言葉を使ってた時もひっくり返って、オタクに煽られた。オタクの勘違いだけど、たくさんもらった1年だった。

 

でもどこか不安もあり、僕は初めてライブの中で、イベントの中で迷ってしまった。当時友人にたくさん話して、いろいろ聞いてもらった、本当に感謝している。自分自身がぶれることはなくて、フラスタも手紙もブログも続けてこれたのも友人の力だ。

 

でも距離感はどんどんつかめなくなって、ライブ中やイベント中にももちゃんと目が合っても上手く反応できなくなり、笑顔が作れなくなった。なんで好きな人を前にして笑えないんだろう。直接会ってキャッチボールができない自分がもどかしかった。オタクの驕りがあったのだろう。そんな自分をまたしても嫌いになった。当時が一番悩んでいたんだろうなと今思うとそんな感じがする。

 

正直2019年の夏~秋、イベントがない期間はどん底だった。

それでも、年末のMR06ですごくいい花を贈れて自分の中で気持ちを切り替えて参加した。

 

そこで、メールが読まれた。公開録音で会場にいる中で、いやアンケートを通じて会場でももちゃんから名前を呼ばれるのはそもそも初めてだった。今考えても、唯一で初めてのことだった。

完全に固まってしまった僕、その時横にいたのはずっと昔から見守ってくれた友人だった。めちゃくちゃオーバーリアクションをしてくれて、それに気づいたももちゃんが身を乗り出しながら大きく手を振ってくれた。その時に何かが溶けたような感覚を覚えたと思っていて、オーバーリアクションで手を振り返したこと、その時のももちゃんのリアクションがすごくうれしかった。普段そういうリアクションしないじゃんって思いながら、

 

今思うと、偶然の産物で必然だったのかもわからないけど、このタイミングで、この公開録音で、正直偶然で片付けられない状況で、またしても向こうから答えをくれた。正直このタイミングが初めて、自分の名前で麻倉ももとやりとりをした瞬間だった。今思うと、これまでの悩みとかはどうでもよくて、素直な初対面なんだろうなって考えている。

泣きそうなぐらい嬉しかった。自分の好きでやってきたことを嫌いでいてくれてなかったんだって、そんな風に思えた。勝手に思っただけでもしれない。でもまぁそういう感情が僕の素直な感情だったことは間違いない。素直な気持ちだ。また救われちゃったなーって、ずるいなーって。あぁー好きだなーって。また、答え合わせをもらった。

 

そこから2020年Agapanthusが発表されて、友人に祝われた。僕の好きなお花と恋がモチーフの歌、封入にあった手紙と栞、全部全部僕の大好きなものたちだった。モチベーションを上げながらフラスタでお手紙でたくさん返そう。正直早く贈りたいぐらいいいお花ができた。結局ライブは中止になってしまったんだけど、あの時の想いは特別だったと思う。

 

そうして、2020年11月にAgapanthusのライブが開催された。めちゃくちゃ嬉しかったし、楽しかったし、ももちゃんからたくさんたくさん言葉をもらった。

 

「私が何やりたいかどういうものが伝えたいのか分かり始めた曲です。この曲が私のスタートだという思いを込めて、アルバムの1曲目に入れました。今日はここからが始まり、ここから続いていくという気持ちで、笑顔で皆さんに届けたいなと思います」

               ーAgapanthusライブレポ 音楽ナタリーより引用

 

『ユメシンデレラ』で「そうだよ楽しもう今の私を」という歌詞を歌うときに感じた。本当に今は好きなことができて楽しいんだろうなって。幸せなんだろうなって、恋の歌をももちゃんを応援して、見続けて、好きでい続けて本当によかった。そう思えた。悩んだ時期もあった中で、僕だけじゃないたくさんの人の言葉があって、ももちゃんがただただ大切なものを見つけられたこと、それを本人が自分の言葉で口にしたこともうれしかったのかもしれないなーって思っている。

 

そして2021年、ライブが再開された中で、本当に1つだけずっと心残りになっていたライブの中でのキャッチボール、またしてもそんな機会が飛び込んできた。

 

2021年10月3日、1stアルバム『Peachy!』の発売日、そして僕の誕生日の2日前

場所は実家パシフィコ横浜、そんな特別な日に1列目のチケットが当たった。

 

 

「彼女へ想いを伝える片道切符」

 

運命のいたずらか、またしてもこのタイミングで偶然じゃないような切符を手にした。

 

そこで横に座ってと頼んだのはいつも僕の話を聞いてくれて、しんどい時は傍にいてくれた友人だった。目一杯楽しもう、そして届けようって決意してライブが始まった。これまで以上、いやこんなにも幸せなことってあるのかなって思えるぐらいたくさんたくさん笑顔と笑顔のキャッチボールができた。横のオタクに何度もたたかれて、「おい!良かったな!!」って言われた。嬉しかった、ただただ嬉しかった。

 

やっとできたなーって、怖がってできてなかったことができた。

ずっと自分のことを好きになれなかった、嫌いだったことを乗り越えた気がした。

でもそれはライブで答え合わせをしてくれた、彼女の笑顔のおかげだった。もちろんそれは相手が意図したことではないだろうが、僕が好きを伝え始めた2018年から3年、たくさんの答え合わせを彼女は僕にくれて、僕もまたそんな答え合わせができる場所に僕も出会っていた。

 

『あなたたち』の歌詞にある

「苦手なことに向かっていく あたしたちは進みます」

 

僕自身たくさん苦手なことをやろうとした、ももちゃんとの関係性のためではなくても、自分を好きになれるため、好きな人を思ってがためいろんなことをしてきた。それはブログや手紙、フラスタ、ツイキャス、どれもこれも今まで表にでることをしてこなかった自分からやってきたことだ。初恋の人に告白できなかったような臆病な自分が、ちゃんと言葉を届けることができたのは麻倉ももさんのおかげだと思う。

 

幸福は言葉で言い表せない。本当に出会ってくれてありがとう、僕は幸せです。だからこれからも、自分の好きに信じた道をすすんでほしいなってそう思えた。何よりもたくさん返してくれて、届けてくれてありがとーって。

 

 

2.麻倉ももさんとこれまで

長くなったが、まとめていこうと思う。5周年かーって思うとなんかそんなにたったんだねーって思うのだが、ももちゃんがブログを書いてくれた。短いのに、たくさん想いが詰まっていて嬉しかった。いやずっと見習わないといけないと思っている。

昔、知らぬオタクにコメントで、麻倉もものブログは短いのに、オタクのブログは長いって突っ込まれたことがあって、そこから何も成長していない。

 

ameblo.jp

どうも〜
なんと本日11月2日!
ソロ活動5周年を迎えました〜!
今日いろいろ思い返してみたんだけど、本当にあっという間だったな〜って
本当にいろいろあったな〜って
最初は何をしたいのかわからなかったし、
歌うのが嫌だなあってなったり、声変わりで全然思うように歌えなかったりもしたけど、
よりお客さんとの距離感が近くなったって感じられたり、これがしたい!って自分から出てきた時の感動だったり、楽しい事もいっぱいあったなーーー
たくさんの人に背中押してもらって一歩一歩進めてるなあって感じてます(o・∇・o)
1人でトークもままならない私を優しい目で見守って、時には声をかけてくれたりしてやっとできた最初のリリイベは今でも忘れてないよ…(つ⌒`*)笑
これからも、みなさんと楽しいを作っていけるように頑張るので、力をかしてくださいね(●・▽・●)

 

何これ、何回読んでもいいブログやん。

本当にいろいろあったなーって僕も思う、それは僕自身のことでしかないんだけど、本当に。こういうことを話すようになったのも、1stライブ以降だなーと思うと嬉しくて、だからこそ僕自身も重くなりながらもこうやって自分語りができている気がする(ちょっと意味合いは違うが、、、

 

でもまぁ自分から出てきたときの感動って言葉すごくいいなーって。

思えば1stシングルがリリースされた時、僕も何かをしようっていうことはなかったし、リリイベも参加できなかった。

今それを後悔しているかというと全くなくて、そのころから好きなファンにとっては特別だなって思う。でも、今僕は誰よりも幸せだなーって言える。それが各々あればいいと思うので、タイミングは気にしない。

 

これからも、ももちゃんの楽しい空間の1つになって、幸せを届けたい、お互いの人生を歩んでいく中で出会った場所で、一緒に並んで楽しいねって言えるように。

 

何年後世界の果て 想像つかない自分を恐れて 泣くよりもあなたにこの花をあげたい 昨日のことのように時は帰る 無くさないでね 笑ってみて
体が浮くくらいに 喜びを感じた心は息を吸いゆっくり優しく色づく 離れていても 信じてるの この気持ちを愛します       ーaiko『あたしたち』より

 

この歌詞が一番好きだから最後に載せてみた。今自分が何かをすることを恐れて将来後悔する、昔そんな初恋があった自分が懐かしい。でも、そうやってうじうじしているよりも、今行動したいなってやってきた5年間だと思う。

 

ももちゃんと直接言葉を交わしたことがない。僕にとってはその距離感はもどかしくもあって、苦しいこともあったのかもしれない。それが原因で、相手との距離感と自分自身の活動で自分のことを嫌いになることもあったけど、それ以上に好きになることや、たくさん答えをもらった。

その1番の行動が、フラスタという花を届けたことだ。

「今ももちゃんが進んでいる道が大好きだから、これからも笑顔で歌を届けて、僕は幸せだよ」

「その気持ちを大事にしてほしい、絶対大丈夫だって」

重い感情だなとか思いながらも、そうやって1つ1つ想いを込めて、届けていた。

 

そうやって届けた花が僕にとっても、思い出したときに、心の中で色づいて、温かい。

写真に残っているからこそ、それは大きな財産になっている。僕は幸せだったって、離れていても、時が過ぎても、ずっと愛したいなっと思える彩で、ずっとそんな自分の想いが愛おしい。少し先の未来を自分の中で提示し続けてきた。もちろんそれは僕自身の幸せのためでもある。

 

だから僕はまた花を贈りたいし、言葉で伝えたい。きっと重ねたライブの数だけ、言葉の数だけ、ももちゃんと僕がそれぞれ歩んでいく5年の中で、そんなひとつの花や言葉も彩として残っていくと思うから。

 

本当にこの5年幸せだった、君と出会えてよかったって心から伝えたい。大好きだし、抱きしめたいぐらい大切な僕の思い出たちです。

 

またこれから5年たった時に、振り返った道が素敵な花で彩られていますように、僕も幸せを届け続けます。

 

またこの先もどうかこんな身勝手でわがままな僕だけど、ももちゃんの幸せと笑顔を見守らせてください。そして言葉や思いを届けさせてください。

 

 

青P